HIGHLIGHT 展覧会の見どころ

日本国内の三大浮世絵コレクションから選りすぐりの名品が一堂に

太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵財団の日本三大浮世絵コレクションが一堂に展観されるのは史上初。各コレクションからそれぞれ約150点、保存状態も抜群の名品があわせて約450点も展示されるのは空前絶後のことです(展示替えがあります)。

菱川師宣 「若衆と娘」
横大判墨摺筆彩 延宝期(1673~81) 頃 平木浮世絵財団(前期展示)

浮世絵の歴史を展観する
約60名の
絵師の代表作を一挙紹介

浮世絵の祖・菱川師宣から、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川豊国、歌川広重、歌川国芳まで、浮世絵の歴史を網羅する総勢約60名の絵師たちの代表作を紹介します。

東洲斎写楽 「曽我五郎と御所五郎丸」 重要美術品
間判錦絵 寛政7年(1795)頃 平木浮世絵財団(前期展示)

重要文化財・重要美術品を100点以上展示

平木浮世絵財団が所蔵する貴重な作品の中から、重要文化財3点・重要美術品115点を展示します。

日本三大浮世絵コレクション秘蔵の逸品が目白押し

鈴木春重 「雪月花内 青楼雪」 中判錦絵 明和7~8年(1770~71)頃 日本浮世絵博物館 (前期展示)

鈴木春重 「雪月花内 品川月」 重要美術品 中判錦絵 明和7~8年(1770~71)頃 平木浮世絵財団 (前期展示)

鈴木春重 「雪月花内 二軒茶屋の花」 中判錦絵 明和7~8年(1770~71)頃 日本浮世絵博物館 (前期展示)

史上初の3点同時出品となる鈴木春重(後の司馬江漢)「雪月花」(3点のうち1点は重要美術品、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団)のほか、世界で唯一の現存といわれる東洲斎写楽「曽我五郎と御所五郎丸」(重要美術品、平木浮世絵財団)や、非常に珍しい歌川国芳「蛸の入道五拾三次」(日本浮世絵博物館)など3館のコレクションの中でも特に素晴らしい逸品が惜しみなく出品されます。

歌川国芳 「蛸の入道五拾三次 日本橋/神奈川」
中判二丁掛錦絵 天保13年(1842)頃 日本浮世絵博物館(前期展示)

葛飾北斎の冨嶽三十六景、
歌川広重の東海道五拾三次の超有名作を通期で展示

冨嶽三十六景の三役「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」「山下白雨」、東海道五拾三次の「庄野 白雨」「蒲原 夜之雪」は3館の所蔵品を入れ替えながら常時展示します。

歌川広重 「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」
横大判錦絵 天保4~5年(1833~34) 太田記念美術館(後期展示)